屋久猿ゴーズTOコリウッド('09年始編)
'08年12月28日~'09年1月6日の10日間、タイ・バンコク経由にて南インドを巡る。前回‘屋久猿ゴーズTOコリウッド('08年末編)’記事でインド・チェンナイ、南インド映画&音楽を紹介。今回はマハーバリプラムとタイ・バンコク。更には北インド映画、タイ本、タイ音楽について。
【写真左より】'09年1月1日、マハバリプラムを歩いて散策。有名なクリシュナのバターボールはシカゴ32:ストーン・オブ・シシファスのような岩。★バターボールの裏側を見ると名前の由来が分かる。何とも不思議な切り口だ。正月のためか、インド人観光客ひっきり無し。★世界遺産であるファイブ・ラタ。1300年以上も前に作られたドラヴィダ建築寺院の基本形5タイプで、実物大インド象もある。すべてが1枚岩から切り出されたというから驚き。
【写真左より】ドラウパディー・ラタにて、インド人観光客になぜか「子供の写真を撮ってくれ」と頼まれた。「ブログに載せるね」と言ったら親も子供も大喜び。マイナー・ブログなのに申し訳ないような。★近くの岩陰にひっそりと母犬が横たわっていて、2匹の子犬が母乳を飲んでいた。★夜、例によってバスターミナル裏のスタラサヤナ・ペルマル寺院で古典舞踊を見る。無料。
【写真左より】翌日、近くの食堂でポンガルを食べる。右のスプーン、もちろん使ってません。食べ終わると勝手に追加が来るが、お代わり無料。腹いっぱいで3杯目を断ったら、従業員が目をギラギラさせて「もっと食べろ~」。★Mahabalipuramのビーチからベンガル湾のおだやかな波を眺める。★夜8時、チェンナイ空港行のバスに乗るためターミナルへ。深夜零時発のタイ航空機は、1月3日朝5時にバンコク・スワンナプーム国際空港到着。
【写真左より】PCゲストハウスに1年振りチェック・イン。人懐っこい猫は‘マレー半島縦断の旅(前編)’記事でも登場。長期バックパッカー(外こもり?)が多いが、みんなノートPCを持ち歩いていて、テラスで無線LAN電波を傍受。これがホントのPCゲストハウス…。★夜、ヤワラーはウォンウィアン22カラカダーの「北京飯店(スワニー)」で晩飯。‘今池「糸満」の思い出、天使の都に甦る’記事も参照下さい。★翌日、スクンビットはサミティヴェート病院向かいにある「鎌倉山」にて。‘ビルマとタイの桃源郷(後編)’記事にちょっとしたエピソードを書いた。
【写真左より】前回記事でインド・チェンナイの「Mango n Tango」を紹介したが、こちらは本家本元、サヤーム・スクエアの「Mango Tango」。マンゴ・シェイクが美味しい!★翌1月5日、カオサンは「ミスターワッタナーの10バーツ・ラーメン屋台」。10年前から来ているが、今でも10バーツ。後述するジミー金村氏の本に詳しい。★カオサンからプラトゥーナームに移動、バイヨーク・スカイのジュニア・スイートにチェック・イン。ルームメイドが「連れ込みの際はベッドメイクするので呼んで下さい」…。
【写真左より】ホテルの展望台からバンコクを一望。写真中央上は民主記念塔、その右奥はカオサン通り。BKKに思い出が多い人ほど楽しめる展望台。★ビッグC手前の屋台街でさとうきびジュースを飲む。日本ではマイナーな砂糖キビ絞り機。ビルマやインドでも多く見かけた。★部屋の夜景。アマリ・ウォーターゲートやパンティープ・プラザ、伊勢丹、ビッグCが見える。前日までのPCゲストハウス(1泊260円)とはどえりゃー違い。
▼△▼ヒンディー映画、タイ本、タイ音楽の紹介▲▽▲
★「VRASAT(ヴィラサット)~愛と宿命の決断~」は'97年のヒンディー映画、'00年にムンバイストリートから日本語字幕付DVD発売。その存在を知ってはいたが、入手したのは最近。主演はアニル・カプール(Anil Kapoor)、この人のシリアス演技は初めて見た。 魔宮の伝説男‘モラ・ラム’こと故アムリシュ・プリー(Amrish Puri)も出演。
★「KOYLA(コイラ)~愛と復讐の炎~」も同じく'97年のヒンディー映画、アメリカ盤だが日本語字幕付。以前に日本の代理店ムンバイストリートが発売したものと同じ原盤と思われる。主演はシャー・ルク・カーン(Shahrukh Khan)、マードゥリー・ディークシト(Madhuri Dixit)にモーラ・ラム。シネスコ・サイズの左右をトリミングした映像が惜しい。
★女流監督ミーラー・ナーイルの「その名にちなんで(Namesake)」は、'06年印=米合作。前回記事で紹介した「Don ドン-過去を消された男('06)」と並び、'08年国内リリースされた数少ないインド映画DVD。どちらも傑作で、インド映画マニア以外にもお薦めしたい。「モンスーン・ウェディング」同様、ミュージカル・シーンはない。そういえばアイシュワリヤー・ラーイ(Aishwarya Rai)主演の「Chokher Bali」もダンスが無かった。日本語字幕付ヒンディー映画については、‘怪しい日本語字幕付ヒンディー映画DVD’記事も参照されたし。
★「バンコク電脳地獄マーケット(クーロン黒沢著)」は'98年に徳間文庫より出版。彼の文章は毒あるが、愛情がそこはかとなく感じられる。ヤワラーは北京飯店(スワニー)のカシ丼、ジュライ・ホテルはポンちゃんのエピソードが良い。時代背景はカオサン興隆前夜、マレーシア・ホテルやヤワラーに不良日本人が跋扈していた頃か?
★「表も裏もまるかじり タイ「極楽」ガイド(青山正明・吉永嘉明著)」は'00年に宝島社文庫から発行。青山正明氏が命を絶ってもう何年になるだろうか?彼は‘外こもり’先駆けのような…。
★「タイ様式(前川健一著)」は'01年、講談社文庫より。取材を重ねて丁寧に作り込まれた記事が良い。やや学術肌だが、東南アジア・ジャンルの書き手として個人的に一番好きな作家。
★「バンコク カオサン食いたおし読本(ジミー金村著)」は'03年に双葉社から出版。カオサンについて詳しく書かれているが、たった5~6年しか経っていないのにガイド本としては古い。が、資料価値は高く読み物としては良い。
★「バンコク バス路線図」は'99年DACOから発行。画像は'07年版。前述のジミー金村氏による手書きコピー「ジミー君バス・マップ」がカオサンを中心に出回った事があるが、それを発展させたのがこのバス路線図。しかし僕が持っている'07年版は既に使えない。簡単なタイ語会話と文字を覚えた方が効率良いかも?
★「外こもりのススメ(安田誠著)」は'08年、幻冬舎より。日本を降りる人、日本社会に適性なく海外で外こもりをする人は自分の知っている範囲にも存在。しかし‘オレって外こもりの適性、まったく無いなぁ…’と逆に感じた本でもある。著者がバンコク日本人殺害事件の被害者と知ったのは最近の事。冥福を祈ります。
★Air Suchawadee(แอร์ สุชาวดี)の「Sao-hiser(สาวไฮเซอร์)」は、'04年3月の1st以来、何と4年半振りの新作。前作は‘極私的映画40選’’記事や‘メコン街道:2008 Odyssey Two’記事で少し触れた。Music Trainというレーベル、知らんなぁ。1stはSureからリリースされていたが、今回も典型的なタイ演歌(ルークトゥン)アルバム。
★TVドラマ「Dao-jarus-fah(ดาวจรัสฟ้า)」サントラはSureレーベルより'08年12月リリース。主演と歌はBenz Pornshita(เบนซ์ พรชิตา)とFon Tanasoontorn(ฝน ธนสุนทร)という大物の組み合わせ。女優やモデルとして活躍のベンツ・ポルンチタは別として、フォン・タナスントーンが女優業にまで進出していたのが驚き。在タイ中にTVで番組を見たが、子持ちの老け役だった。主人公はBENZだな、たぶん。
★同じく「Dao-jarus-fah(ดาวจรัสฟ้า)」サントラで、こちらはカラオケVCD。第1集はベンツ、第2集はフォン・タナスントーンが表紙を飾っている。リケイ(タイ伝統舞踊劇)をテーマにしたTVドラマというと、自分はGotとTongの傑作サントラを思い出す。工業生産的ヒット狙いのGMMと違ってSureレーベルは一般に地味な演歌アルバムが多く、良く言えばタイ田舎味で素朴、悪く言えば退屈。2枚組はボリューム有り過ぎ。
★「Silk」は'08年12月リリース。Kob Saowanit、Panatda、Mod 3G、Zita、Kaew ZaZaという中堅?歌姫5人による企画アルバム、VCD未発売。作曲はスイス人Renzo Selmiで、タイ語詞2曲と英語詞8曲という構成。あまり期待せずに購入したが、意外にも作り込みしっかり。なぜこのアルバムを拙ブログで取り上げたか分かった人は、次の2枚を取り上げる理由も分かると思う。
★4人組ロックバンドZEALの「4REAL」DVD。通常の音楽CDについては既に‘ビルマとタイの桃源郷(後編)’記事で取り上げた。‘命尽きて(หมดชีวิต)’大ヒットや、ゲスト・ボーカルBuachompoo Fordの結婚等は皆さんご存知でしょうから割愛。'08年の極私的タイ音楽アルバムBEST2はこの「4REAL(ZEAL)」と「บัตรเชิญของความคิดถึง(Earn the Star)」だ。この2枚があれば他はどうでもよい(暴言)。
★DVD「Malang Rock Day 4 Rock Monsters」、VCDは4枚で供給されたハード系ロックのコンサート・アルバム。目玉はZEALとCLASHだが、その他大勢組のバンドも凄腕揃い。ブア・チョンプーはならなかったが、KALとZita Zalaiがゲスト参加。それにしても何だな、KALが歌い終わった後は「彼女セクシーでしょ、美人と思うか~い、みんな。」とMCが盛り上ったが、Zitaの時はスルーかい。
★SEVENの「LIVE in Bangkok」は'01年に3枚組VCDとしてリリースされていたものが奇跡のDVD化。僕が最もタイ・ポップスにハマっていた時期なので思い入れたっぷり。ニコルやトンを聴かなければ、一生アイドル音楽とは縁が無かった。白状してしまうなら、クラシックや洋楽を聞いていた頃はアイドルおたくを馬鹿にしていた。それが今では(以下省略)。
★「Grammy BEST of the YEAR 2008」DVD。…かつて‘シンサムカン’というHNまで持っていたのにDa Endorphineに心動かず、‘芋’も‘鳥’も‘大きい尻’にもピンと来ない自分、音楽不感症になってしまったか?…でもKALは気に入った。‘セクシーKAL、スワイ・チャイマイ’…顔は似ていないが、往年のトン・パカラマイ風。
★「RS BEST of the YEAR 2008」。かつてはCDとVCDのみの供給で、DVDリリースは2008年が初めて。12曲目Four Modの「La-lai(ละลาย)」はBakeryレーベルのNieceやTriumphs Kingdomみたく懐かしい音。14曲目Milaの「Rak-na-kae-khae-ni-chop(รักนะแก...แค่นี้จบ)」もコテコテのアイドル・ポップ。15曲目Faye Fang Kaew(เฟย์ ฟาง แก้ว)の「Phom-rak-khun(I LUV U)」はBua Chompoo & AB Normalの「Yah-tum-hai-chun-ruk-tur(อย่าทำให้ฉันรักเธอ)」と映像が被る。まあ、ただマリオネットなだけだが…。






















































































































































