フィリピンの歌姫
長らく東南アジアで行っていない国が一カ国だけあった。それがフィリピンだ。マイナーな国ブルネイは1999年に行っている(‘平和の地、ブルネイ’記事参照)。興味が無かった訳ではないが、ポツネンと離れた場所にあるのがネックだった。'02年に社会復帰してからは特に休暇の関係で、なかなか行けるチャンスが無かった。お盆や年末年始やGWが近づくと、なぜかいつもバンコク行のチケットが部屋に落ちているからだ…。'04年10月、3連休を使って強引にマニラへと飛んだ。
【写真左より】マニラ・エルミタにて。★野菜と魚介市場。
【写真左より】トゥクトゥク風サイドカー。★CD屋とタコス・ショップ。
★☆★☆★☆★フィリピンの歌姫★☆★☆★☆★
◆当時フィリピンで人気があった曲では、 Dice & K9の歌う‘Itsumo’が日本人的にはインパクトが強い。基本的には英語のラップだが、女性ヴォーカルによるサビのメロディが日本語。名古屋・池田公園のタイ料理屋で耳にするような、ちょっと壊れた発音が琴線に触れる。
★しかし僕にとってはやはりサラ・ヘロニモ(Sarah Geronimo)だ。今回、事実誤認があるといけないと思いWikipedia英語サイトを調べてみた。なんと彼女は僕の23歳年下!トホホホ…。自分の娘位の年齢の歌手に浮き足立っているとは、危ないおやぢである。まあ、いいや。音楽に国境、年齢はない…。
1stアルバム「Popstar a dream come true」は2003年リリース。「マレーシアの歌姫」の項で触れたシティ・ヌルハリザ(Siti Nurhaliza)と同じく「アジアのセリーヌ・ディオン」という位置づけか?アルバム15曲目‘To love you more’はデイヴィッド・フォスター(David Foster)とジュニア・マイルズ(Junior Miles)作曲。 個人的に気に入っているのは‘Sa iyo’という曲。1stアルバムはVCDやDVDも発売されている。今までに3枚のフル・スタジオ・アルバムと何枚かのコンサート・アルバムを出しているが、自分が持っているのは上記の通り。(追記:‘フィリピンの歌姫part2’記事にて新作紹介。)
■‘ラオスの歌姫’記事でちょっとだけ触れたジョリーナ・マグダンガル(Jolina Magdangal)、その最新作「Tuloy pa rin ang awit('06)」。CDだが、MPEG1映像も収録されている。現地では歌手活動よりも女優として認知されているようだ。
■ニキ・ヒル(Nikki Gil)のデビュー・アルバム「Nikki Gil('05)」、'06年に再発売されたリパッケージ盤。フィリピン全土でオンエアされたシャンプーのCMソング‘Glowing inside’映像&リニアPCM音声AVCD付の2枚組。アルバムのインナー・ジャケット写真だけ見ると、‘リターン・オブ・ムアンタイ’記事で紹介したタイのトン・パッカラマイ(ตอง ภัครมัย)にちょっと似ている。
■シティ(Sitti)「Cafe Bossa('06年)」、同じく'07年春に再発売されたリパッケージ盤。VCDがおまけに付いている。こういうシステム、タイでもやってくれないかな?Sitti Navarroの立ち位置はボサノバだが、南米の純粋なそれとは違う。ボサノバ+オリジナル・フィリピン・ミュージックといった趣がかえって面白い。ヒット曲‘Para sa akin’は一度聞いたら忘れられないメロディで、案の定、某巨大動画サイトにアップされているクリップはアクセス数が多い。なお、‘ピーター・セテラと東南アジア’記事でも彼女について触れた。
■キッチー・ナダル(Kitchie Nadal)の1stアルバム「Kitchie Nadal('05年)」。やはりVCD付リパッケージ盤で、日本公演をした際の映像も収録されている。ややハード・ロック系。デビューする前はMojoflyというバンドに在籍していたらしい。韓国ドラマ「パリの恋人」の主題歌を歌ってブレイクした。
★☆★名古屋・栄のフィリピン料理「サンパギータ(SAMPAGUITA)」★☆★
名古屋有数の多国籍地域かつ中部地方で最も多くのマッサージ屋、フィリピン・パブ、中国・韓国系コンビニ、タイ料理屋等が存在する栄・池田公園周辺。その北西に位置するフィリピン・レストラン「サンパギータ」は、住所:名古屋市中区栄4-11-10 東京ビル1F。電話:052-251-8106、年中無休。営業時間は夕方5時から朝5時まで。深夜まで飲んじゃって未だ飲み足りない時とか便利。よく使っています。客層は…フィリピン・パブの従業員とか変な日本人(オレもか!)が多い。
初めてこの店に来たのは2001年頃。ベトナムでホビロン(孵化直前のアヒルの卵を加熱したゆで卵)にハマり、名古屋でも食べられる店がないか探したところ、この店に出会った。フィリピンではバロットと言う。以降、ホビロンというかバロットが食べたくなると訪れる。知人や職場の部下を連れてきた事も何度かあるが、僕以外にバロットを食べた人間は2人しかいない。しかしフィリピン料理を名古屋で食わせる店は少ないので、意外に好評だ。
【写真左より】「サンパギータ」の店構え。日本人は絶対に着ないようなカラフルいけいけ婦人服ブティック(1F)や、これまた日本では珍しいペルー料理屋(B1F)などが同ビルにあり、敷居は高い。一見さんお断りの雰囲気が漂う。★メニューは、さっぱり分からない食物が並ぶ。が、系統的には沖縄料理に通じるものが多い。この日はトータン・タロン(ナスのひき肉オムレツ)、チョップスイ(八宝菜)、ギニサン・ビトゥウェラス(さやいんげんとひき肉の炒め煮)をオーダーしようとして、「食材が無い」とことごとく断られた。★結局注文したのは、左よりトータン・ギニリン(ひき肉オムレツ)、バロット(孵化直前のアヒルの卵を加熱したゆで卵)、ピナックベット(野菜の炒め煮バゴーン風味)、お約束のサンミゲル・ビール。バゴーンとは網エビの塩辛の事で、ピナックベットはイカ塩辛風味の豚肉野菜炒め。最初は???だが、慣れると旨く感じる。









